プロフィール Profile

勝浪 省三 理学療法士   
Shozo Katsunami Physical Therapist
国際PNF協会認定インストラクター IPNFA Instrucor
上田法国際インストラクター Ueda therapy Instructor 
ドイツ筋骨格医学会日本支部 マニュアルセラピーインストラクター DGMSM-Japan MT Instructor
 
1963年(昭和38年)生まれ 出身愛媛県
1986年(昭和61年)3月 愛媛十全医療学院 理学療法科 卒業
1994年9月 カリフォルニア大学アーバイン校留学(語学留学)
      カリフォルニア大学アーバイン校附属病院 及び
      スポーツインジュリー アンド アスレチックリハビリテーションにて研修

1999年(平成11年) 7月~12月 カイザー病院(California)PNF6ヶ月コース終了
2000年(平成12年) 上田法認定セラピスト取得
2001年(平成13年) 10月 PNFレベル5(スイス)国際PNF協会認定セラピスト取得
2002年(平成14年) 10月 PNFレベル5b(ポーランド)国際PNF協会認定アシスタント取得
2004年(平成16年) 4ヶ月間ドイツ徒手医学会FACにて研修(ドイツ ボッパルト))
          インストラクター試験合格 日本支部会長代行
2004年(平成16年) 11月 上田法治療研究会理事就任
2006年(平成18年) 医療法人葵会 理事就任 (沖縄)
2010年(平成22年) 7月 国際PNF協会認定インストラクター取得 国際PNF協会正会員
2010年(平成22年) 10月 社会福祉法人 中川徳生会 勤務 
2010年(平成22年) 11月 上田法国際インストラクター取得
2015年(平成27年) 1月 医療法人葵会 ごきげんリハビリクリニック勤務
            社会福祉法人 中川徳生会 非常勤
            ドイツ筋骨格医学会日本アカデミー 渉外(国外)理事 チーフインストラクター
2016年(平成28年) RE:LIFE研究所 スーパーバイザー
2017年(平成29年) 月島フィジオス スーパーバイザー

主な治療経験対象:老人、脳卒中(急性、慢性)、一般整形外科、スポーツ整形外科

 

「活かすケア」に関して Re:LIFE研究所へのリンク

確か、就職して2年目の年に東京は京王プラザホテルにて“世界リハビリテーション会議”が開かれました。愛媛の田舎から参加した私は世界に始めて触れました。そして、世界中から日本に来たリハビリテーション関係者が日本の病院を見学し、寝てばかりいる患者に疑問をもちました。“寝たきり老人”がマスコミを始め話題になり離床の重要性が少しづつ日本に伝わり始めました。寝てばかりいる患者に疑問をもっていた私は、離床活動を始め、レクレーションを工夫し、看護/介護職と共に能力を活かすための評価表を作り勉強会を重ね、いかに効率よく、介助者の負担なく、対象者の筋力を用いた介助を行うかの研究/開発を続けています。

 PNF」に関して
19997月から半年間、CaliforniaVallejoにあるカイザー病院で開催されている6ヶ月間のPNFスクールに参加しました。それまで、どのように人の運動を観察し、改善する方法論を知らなかった私は6ヶ月終了時には物凄い成長を遂げた自分に気がつきました。
6ヶ月コース終了者は日本人としては私で5人目でした。その後多くの日本人が受講していますが残念ながら今外国人は受講できません。その後、ヨーロッパのコース受講後、アシスタントシップを8年程重ね2010年にやっとインストラクターになれました。今思えば、カイザー病院から帰って来た時はPNFを十分分かったつもりでしたが、まだまだ浅い私だったと痛感します。基礎医学をやり直すことでPNFも進化した自分がいます。何故かといえば、PNFは基礎医学を元にしていますので、解剖、神経、生理、生体力学を学ぶことで、人の体とどのように対峙すれば良いかの理解が深まります。また、多くの欧米のインストラクターとアシスタント時代に一緒に講習会の仕事をすることで、評価、治療、教授法の“コツを”沢山学ぶことができたことも、成長できた大きい要因だと感じています。

 MT」に関して
MTManual Therapyの略で日本語だと徒手療法となり、医師が用いると徒手医学/manual medicine となります。
就職して2年目の私はPTとして専門家らしいことができず、仕事への満足感をリハ看護/介護で埋めていました。そのころAKAの講義を初めて受講し関節治療に魅力感じ10年間ほど勉強を続けました。カイザー時代にドイツ人PTから、ドイツではみんなマニュアルセラピーを勉強しているという話を聞き、いつかヨーロッパに関節系の勉強をしに行きたいと考えていました。すると、チャンスが現れました。
2004年ドイツにあるDGMM-FAC(現在DGMSM)というマニュアルセラピー/徒手医学の研修センターに約4ヶ月留学する機会を得て、試験に合格し幸運にも日本人初のインストラクターになれました。その後、約4年間毎週のように講習会を行い、解剖、触診、評価、治療、教授法の知識と技術を培うことができました。2015年4月よりドイツ筋骨格医学会日本アカデミーの活動を再開し、ドイツの研修センターの組織であるMediABCが展開する統合マニュアルセラピー(IMT)の講習会を企画/運営/通訳をすることでも最新の情報を入手しています。ドイツは50以上のMTの組織がありそれぞれが研修センターを有し、1年間を通し講習会を開催しています。学ぶセラピストの人数が多いため、世界中の優れた治療コンセプトがドイツに集まり続けています。最新の情報を得るためにはドイツを中心にしたヨーロッパからの情報収集が不可欠です。

 「上田法」に関して
カイザー病院の研修から帰ってきた私は、痙性に対する治療法で上田法が優れているという話を聞き上田法講習会に参加しました。その頃沖縄在住で沖縄にて上田法講習会をするべく準備を重ね、翌年開催することができました。その時インストラクターを目指さないかとのお言葉を頂き、勉強を重ね2010年にインストラクターになることができました。
2011年からはドイツはニュルンベルグのMedi ABCにて上田法講習会を開催することができ、現在はブレーメンでも開催しています。近年は定員を超える参加者に恵まれることも多くなりました。上田法により過緊張の人に対して効果的に緊張が落とすことができますが、特養でも勤務している私には植物状態の対象者に対しては上田法がなくてはならないものです。ドイツ人PTも寝たきりに対しての良い治療方法は上田法以外にはないと言ってたのが印象的です。本来、小児CPを対象に作られたものですので、コミュニケーションがとれない過緊張の対象者にはとても良い治療方法だと感じていますし、脳卒中でも痙縮が強い人には驚く程緊張が落ちることがあります。また、上田先生を始めとして随分以前よりシステム論について研究しており、システム論の理解には随分と助かりました。


業績等

*学術論文
 ・ 健常者におけるS-P法の施行時間とFFDの関係
     上田法治療研究会会誌 Vol.14 No.3 69-722003「筆頭」「査読論文」
 ・ 整形疾患の肩に対するリラクゼーションテクニックの紹介
     上田法治療研究会会誌 Vol.16 No.1 33-382004「筆頭」「査読論文」
 ・ 筋肉へのアプローチ‐ハンズオンセラピーの可能性‐
     理学療法学 第38巻第4号 2922942011「筆頭」

 

学会発表等
・ 簡易立位保持測定法の紹介と歩行自立度判定基準作成の試み
       34 回日本理学療法学術大会 19995(横浜)
・ スポーツ腰痛に対しAKA PNF の組み合わせによる治療を施行した1 症例
       36 回日本理学療法学術大会 20015(広島)
・ クロックトリートメントの紹介
      
37 回日本理学療法学術大会 20025(静岡)
・ リハビリテーションケア充実への取り組みと老健におけるPT の役割
      愛媛十全医療学院紀要 投稿論文 2002年(愛媛)
・ 健常者におけるS-P(上田法)の施行時間とFFDの関係
      38 回日本理学療法学術大会 20035月(長野)
・ マニュアルセラピーの日本の現状
      第20回日本統合医療学会 2016年12月25日

・ Hold‐Relax with ダイレクト横断ストレッチの効果とその方法 
      IPNFA meeting in ミュンヘン 2016
臥位でのトレーニングは立位安定性を向上するか?
      IPNFA meeting in ワルシャワ 2017

講演会などに関する事項
・筑波技術大学卒後セミナー 「マニュアルセラピーの基礎」 2010221
・第21回 上田法治療研究会 学術大会 「上田法ドイツ講習会報告とドイツにおける手技療法の現状」 
 2011
年 11月(長崎)
・第22回 上田法治療研究会 学術大会 「多方面からみた上田法治療効果理論の仮説」 「上田法と機能解剖」 2012 年11月(東京)
・第18回 石川県理学療法学術大会 「脳血管障害に対するPNFの応用」 20093
・第43回 日本理学療法士協会学術大会 ポストコングレス 「痛み、ROM制限の原因を診断、治療しパフォーマ       ンスを改善する方法論(脊柱を中心に)20085月 (福岡)
・第45回 全国学術研修大会 「筋肉へのアプローチ ハンズオンセラピーの可能性」
・第31回 地域リハビリテーション交流セミナー 徳島理学療法士会
     高齢者に効果的な筋力トレーニング 2018年3月21日
・平成29年度第1回学術研修 長崎理学療法士会
     痛みと運動療法 2017年10月21,22

非常勤講師
  徳島健祥会福祉専門学校
  白寿医療学院
  国立筑波技術大学