IPNFA講習会

22024国際PNF協会認定基礎コース in 川崎
 日時:レベル1-1:8月10日~12日 レベル1-2:9月14日~15日
    レベル2-1:11月9日~10日 レベル2-2:12月7日~9日
会場:特別養護老人ホームビオラ川崎
講師:勝浪省三 IPNFAインストラクター
定員12名
参加費:10万円(レベル1~2の料金です)
参加資格:PT,OT
申し込み;講習会名、氏名、メールアドレスを明記し メールでa-shot-sho@yc4.so-net.ne.jp 勝浪までご連絡ください。折り返し正式な申し込み書をメールで送付致します


2025国際PNF協会レベル3a/3bコース in 川崎
日時:2025年3月16日(日)~3月20日(木)
会場:特別養護老人ホームビオラ川崎 
講師:Kitty Hartmann IPNFA
シニアインストラクター
講師兼通訳:勝浪省三 IPNFA
インストラクター
定員:16名
参加費:10万円
参加資格:
基礎コース修了者 3b希望の方は3aKittyのコースを受講した人は対象となりません。前のコースから6か月空ける必要があります
申し込み;講習会名、氏名、PCメールアドレスを明記し メールでa-shot-sho@yc4.so-net.ne.jp 勝浪までご連絡ください。折り返し正式な申し込み書をメールで送付致します

講師紹介
Kitty Hartmann:IPNFA Senior Instructor
1980年ーPT養成校in Karisbad 卒業
1982年~1991年 クリニックにて臨床
1986年9月~1987年3月 カイザー病院研修 Vallejo USA
1992年 リハセンター スポーツ
1993年~1996年 Munster マニュアルメディスンアカデミー
1996年~2003年 スポーツクリニック フリーPT
2003年6月~ 自己経営のプラクティス


会場案内

講習会内容
PNFは学問/科学を背景に発展してきており人の体をどのように促通し動きやすくするのかを包括的に体系化したもので、ヨーロッパ、韓国では政府認定の治療コンセプトであり、世界各国のセラピストが臨床応用しています。また、現代の運動制御理論である動的システム論・課題指向型アプローチに沿っており、運動性(痛みも含む)/安定性/制御された運動性の問題点を解決し活動レベルを改善する方法論を学び、ICFに基づいてクリニカルリーズニングしていきます。患者デモ、二人一組で実際の患者様の協力により評価治療を指導のもと行うことですぐに臨床に役立ち、PNFを全く知らない方でも学習可能な内容です。PNFは中枢疾患はもちろん整形疾患、老人、スポーツ選手まで幅広く用いられています。

*PNFは難しいという意見を聞くことがあります。当講習会ではその固定概念を覆すような個性的な指導法により対応させて頂きます

PNFと古典的抵抗運動の相違点pnf and old.pdf へのリンク
過去の講習会プログラム参照→levelone.pdf へのリンク leveltwo.pdf へのリンク
認定証サンプル→PNFbasiccertificate.pdf へのリンク


脳性(中枢性)運動障害者に対する現在根拠がほぼ確立されている介入方法 :熊谷普一郎氏著 「リハビリの夜」より
①痙性を増加させることなく筋力を増強する斬増的抵抗運動トレーニング
②バランス能力の向上、筋緊張の減少をもたらす姿勢バランストレーニング
③関節可動域を改善させ、痙性を減少させる持続的ストレッチング

①に対してPNFでは徒手的に抵抗を加え斬増的に負荷量を増やすことができます。
②に対してPNFでは徒手的に抵抗を加え同時収縮能力を改善し姿勢バランスを改善できます。
③の可動域改善に対してPNFでは健側からの筋連鎖を用い患側の可動域を改善できます。


*痙性筋に対して筋力を改善しなくてはいけないという認識はもってますか?
*異常運動パターンは正常運動パターンに変えないといけないのでしょうか?
*ブルンストロームステージは日本でしか用いられていないという事をご存知ですか?

これらの解決のためにシステム論の理解、システム論的アプローチが必要です。
可動域/柔軟性、筋力、持久力、環境、などのサブシステム/リソースを改善し、課題:活動/行動を改善していく考え方がシステム論的アプローチです。(元々のシステム的アプローチは非徒手的)

この講習会ではシステム論の考え方とPNFよるサブシステムの改善方法を学習することができます。
PNFというとパターンを連想すると思いますが、パターンは重要項目の中の一つしかすぎません。しかし、パターンを多く知っているということは様々な症状、目的に対応する道具となります。近年、筋連鎖が文献などにもよく登場しておりますが、パターンを学ぶということは効果的な筋連鎖を学ぶということが言え、決して特別なことではありません。神経生理学的アプローチ以前の筋再教育時代(50~60年前)は個々の筋を対象に強化していましたが(現在も続いている)その後Beevorなどにより、人は運動パターンで動作しているということが言われるようになり(脳は筋肉について無知であり動きのみを知る*注))
筋力を改善する場合も個々の筋に介入するのではなく、運動パターンまたは動作に対しにアプローチする必要があるといえます。重力下で生活している我々にとって重力を考慮にいれた抵抗も必要になりますが、一般的にそれらを考慮に入れているとはいえません。筋力を改善する(神経/筋を促通する)には加重(時間的/空間的)が必要ですが、その基本的なことも実行されているとは言えない状況です。それらの基本かつ重要な事項を総合的に勉強できるのがPNF認定講習会です。
*注:1940年頃システム論を唱えたロシアの運動生理学者ベルンシュタインも筋連鎖と同じ事柄をシナジー(日本語訳は協応構造)と言い、固定筋群についても著しました。同じ頃PNFを開発したDr.カバットも同じ考えと言える事柄をイラディエーションという言葉を使いパターンを開発し固定筋群の重要性を唱えました。ベルンシュタインは人間にはこのシナジーがあるので冗長(無限に近い)な自由度がある体を制御できると説明し(脳が全ての運動を制御しているのではなく)、Dr.カバットは最も力強いイラディエーション/運動パターンを研究し治療に導入しました。


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